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学生だった頃、イケメンで、オシャレで、スタイルもよくて、サークルの皆からも慕われていて、優しくてバイトはスターバックスという(当時の私にはステータスに感じた)男と付き合ったことがある。(ちなみにこの彼は「私が二重まぶたにした理由」に一瞬出てくる彼である。本当に一瞬。)
これだけ見ると周りが羨むような完璧な彼氏だが、
私にとっては歴代彼氏の中で唯一、「あの人と付き合っていた時期はハッピーじゃなかったな~」と思ってしまう男だった。
どうしてこんな完璧(に見える)な彼なのに私はハッピーになれなかったのか?
だらだらとした思い出話になってしまうかもしれないが、そんな話を綴ろうと思う。
(現在、私が友人に彼の思い出話をする時に「スタバ」とあだ名を使って話しているので、このストーリーでもスタバというあだ名を使用します)
LINEがマメ=私のことが好き?という女の勘違いから始まる悲劇
友達になってから付き合うまでの、いわゆる「付き合えるかどうかわからない一番楽しいワクワク期」において、スタバのLINEのマメさは凄かった。
マメというか、ナチュラルに
「Izumiおはよ~(おやすみ~も然り。)」
「今どこに座ってる??(大学の講義中)」
「暇だよ~、ね~(スタンプいっぱい)」
なんてLINEがじゃんじゃん来るのである。
恋愛経験も豊富といえるものでもなく、単純思考回路の私は、そんな他愛もないLINEのやりとりをしているだけで、
「この人は私に気があるに違いない!!」
とまあ、おめでたい勘違いをしてしまったのである。
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