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21歳の起業家が「風俗」に出会って人生が変わった話。

Image by Olia Gozha


※画像はなにも関係ありませんし、エロな話もなにもありません。

どうぞパンツを履いてください。期待をさせていたらごめんなさい。

「こんにちは!宇波(うなみ)といいます。※本名です。」

あなた「珍しい名字ですね〜〜〜♪」

「よく言われます。「宇宙に波を起こす」と覚えてください!(キリッ)」

あなた「・・・・・・」

さーてと、自己紹介はこの辺にしてお〜いてと、

僕は21歳のとき(今から3年前)に大学を中退し、「お金持ちになりたい!!」「サラリーマンになりたくない・・。」「社長になればモテるかも♪」と考え、先輩2人と僕の3人で起業しました。


(単純ですね・・・若さとは怖いものなしです・・・)


今回は、あるキッカケで知り合った風俗オーナーである「本田さん(仮名)」という方と仲良くなり、「仕事」と「お金」というものについて、人生の指針となるアドバイスをいただき、僕の中で




「自由ほど辛い」ことはないかも・・・


当時、起業したこと以外、仕事もなく、お金もなく、コネもなく、やることすら決まっていませんでした。だらだらネットサーフィンをして毎日を過ごしていましたw

「やば〜い・・・お金がない、、、、」

「さあ、気持ちを切り替えてYouTubeっと♪」

「これなら、自分のやることの決まっているサラリーマンの方がいいかも・・・収入も安定してるし、、、」

「さあ、さあ、気持ちを切り替えてニコニコ動画♪」

この時期に学んだことは、

インターネットとは、現実逃避をするのに最適なツール」かもしれません。



「変わるキッカケ」を探してみる


さすがに、このままじゃいかんだろうと思い、異業種交流会なるものに参加してみました。

結果として2〜3回くらいで行かなくなりました・・・原因は、単純にこういうフレーズです。

「1日で◯◯万円稼ぐ方法ガー」

「不労所得で独立ガー」

「人脈(人の数)ガー」


あくまで個人的な感想ですが、いわゆる、情報商材やネットワークビジネスを行っている方々が多かったイメージです。

別にビジネスを否定する訳ではありませんが、僕は魅力を感じませんでした。

しつこく勧誘されたことでアレルギーもあるので、出来れば今後も関わりたくないですし、そっち系の方は基本的にスルーします



「出会い」は嵐のように突然と訪れる


この頃になるとようやく、Web制作や映像制作など会社としてやることも決まり、少しずつ仕事も増えていました。しかし、家賃、光熱費、インターネット代を出すことで精一杯で、3人分の給料すら十分に稼げていませんでした。

そんな、ある日「唯一の取引先の社長さん」から、どーしても、外せない飲み会があるから代わりに行ってくれないか?と言われ、時間だけはたっぷりあったので、しぶしぶ参加した。

その飲み会は、地元では有名な政治家や製造業、外食産業などの社長さんの集まりの飲み会でした(後から知りました・・・・)

「(うわあ・・・私服は俺だけじゃん、、、、)」

「みんなスーツでピシッと決めてるよ〜〜」

「ゆとり世代丸出しで、完全に浮いてるよ〜〜、、」

有名社長「君が◯◯さんの代わりか?ここの席だよ!」

「うわあああ・・・ここの席が一番、座りたくなかったよ〜、、、」

有名社長「あなたの座っている席が上座だよ?」

「えっっすみませ〜〜ん!!(上座ってなんだよ)」

有名社長「(まったく・・・これだからゆとり世代は)」

話しもついていけず、とにかく、早く家に帰りたかった。

30分くらい経過しただろうか?肌の黒いおじさんが遅れて入ってきた。

有名社長「あっ本田さん。こんばんは!」

本田さん「(有名社長)さん。こんばんは!遅くなってすません。」

本田さん「となりに座ってもいいかな?」

「えっ。はいっどうぞ!(え?俺の隣かよ)」

このときの本田さんとの出会いが、自分の人生にこんなにも影響を及ぼすとは、


「外車も含め10台」以上保有?

本田さんは、ベンツ、ポルシェ、ランボルギーニなど所謂、高級車を10台以上保有し、船も3隻保有していました。



「キャバクラ」が教室?

多いときは週5回〜6回くらい?毎日のようにキャバクラに通った。(本田さんのオゴリで・・・)そこでは、綺麗なドレスに身を包んだお姉さんたちがいっぱいいた。



「人が喜んだ量がお金の量。」




初めての自社サービス開始

「ふむ。ふむ。「人の喜んだ量がお金の量」かあ〜」

「自分たちで、出来ることで「人を喜ばせる」ことってなんだろう?」

「ホームページ、映像・・・うーん、、、、、」

「そーいえば、姉の結婚式で映像を作成したら、親戚みんなに褒められて、しかも叔父さんにおこずかい3万円貰ったなあ〜」

「でも、結婚式の映像制作だと式場と繋がりが、めんどくさいな〜」

「あっ、そーいえば、同窓会で誕生日の子にサプライズ映像を作ったら、喜ばれたなあ〜(全然モテなかったけど・・)」

「これは、ビジネスとして成り立つのか?とりあえずやってみよう!」

こんな感じで「サプライズプレゼント」として送る「メッセージムービー」のWebサービスを開始しました。※敢えてサービス名も出しませんが、今でもサービスを継承してくれています。



「I never forget(アハーン)」

初めて、注文が入ったときの喜びは決して忘れません。(※名前は忘れました)


使用用途もお客さんによって様々でした

誕生日プレゼントとして彼氏、彼女に送る人。

彼女へのプロポーズに使用する人。

結婚記念日に使用する人。


印象的だったエピソードは、

「ハワイに住む彼女への誕生日サプライズメッセージムービー」

「イギリスに住む娘への母からのメッセージムービー」

「近所の人の誕生日ごとに送る人」※週に1本ペース(ありがとうございます。)


このときの経験で、自分でサービスを作る喜び(=自分を認められる喜び)を覚えた気がします。



新しい挑戦

僕は、メッセージムービーの会社を引き継ぎ、新たに起業しました。今回は、人生で一番喜んでもらえそうなサービスでの挑戦です。

「人生の中で一番嬉しいことってなんだろう?」

あなた「ん、、、、結婚かな?」

「そ、そ、それだあああ!!!!!」

僕は、婚活業界に進むことを決心しました。

「将来の結婚相手を紹介して、結婚。」してくれれば、きっとすご〜〜く喜んでくれるだろう。

そんなシンプルな理由ですが、僕のサービスが受け入れられた時に

街コン、婚活パーティー、結婚相談所業界に旋風を起こします。(きっと・・・・)


僕の価値観は、「お金」ではなく「人を喜ばせる」です。

最後まで読んでくれてありがとうございました。



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