私はどこにでもいる20歳の女です。
特に取り柄もなく顔も普通と言われたり成績もいつも真ん中で、トータルしても中の中です。(笑)
唯一得意と言えるのはスポーツでした。
小さい頃から水泳や体操やバスケいろんなことしてきました。
特にスポーツ推薦をもらえるほどのレベルではないのですが。(笑)
小学生からずっとバスケをしていた私は高校入学をしてもバスケ部に入りました。
高校ではパワーもスピードも格段にレベルが上がり体はすぐボロボロになりケガばかりしていました。3年間でケガの数はトップだったと思います(笑)
ケガに悩まされ続けて思うように体が動かず現役時代辛い思いをたくさんしました。そして、スポーツ、医療関連の専門学校へ入学をしました。
専門学校へ入学し、勉強と遊びでとても充実していました。だけど、狂い出したのは1年生の夏休みでした。
夏休みの宿題で実習として母校の部活へ顔を出していたときのことです。
その日はすごく暑くてもともと体が強くない方なので人一倍体調には気をつけていました。熱中症にならないようにスポーツドリンクもしっかり飲んでいました。それなのに急に耳鳴りがして吐き気、その後目の前がテレビの砂嵐のようになり目の前が真っ暗になったのです。急いで座り込んでしばらくするとケロっと治りました。それからしばらく何もなかったので貧血かな?と思い放ったらかしてました。
それからしばらくたって秋頃。
読解するのが好きで理解もすぐにできる方だったのですがこの頃から急に理解がしにくくなり物覚えが悪くなりました。
「自分が勉強不足なだけ。」と思いそれほど気にしていませんでした。
少しの不安はありましたが、それほど大きな出来事もなく2年生に進級。
新しい実習先も決まり忙しい毎日でしたが、毎日を楽しんでいました。
そして私にとって最大の出来事、
忘れもしません。5月の下旬のことです。
この時期は花粉症でくしゃみがとまりませんでした。もともと腰痛を持っていたのですがその頃いつもより調子が悪く長時間座るのが痛い程度でした。
そして私にとって悪夢の日、
その日は食堂で友達と放課後残って勉強していました。何か食べよ〜〜と思い食券を買いに行ったときです。
「はっくしょーん!!」
くしゃみをした時体をひねってしまったせいでぎっくり腰に。(笑)
その時は友達もいたので痛いながらも笑いながら必死に帰りました。
次の日、朝激痛と共に目覚めました。起き上がろうとするのですが痛みで全く起き上がれませんでした。歩く事が全く出来なくてどう動くのが楽かを家の廊下で研究してハイハイをしたり匍匐前進をしたりいろいろしましたがどれも痛くて効果がありませんでした。(笑)
しばらく学校を休んでいたのですが専門学校は休むと命とりなので実習もあるし無理して学校へ行きました。しばらくしたら治るだろうと放ったらかしてたのですが一向に良くならず。2週間くらいたったところで整形外科に行きました。
レントゲンを撮った時点で、
「今日一人できたの?」
と言われ嫌な予感がしました。
その嫌な予感は的中。
「ヘルニアだね」
終わったと思いました。(笑)
だけど、実習もあるし治さないと!とこの頃は前向きな気持ちでした。