1.Give&Takeではなく、Give&Give
物々交換をしていて、覆った概念がGive&Takeの考え方でした。
考え方が変わったきっかけが、
日本昔話わらしべ長者の物語りを見たことでした。
この物々交換のインスピレーションは、幼少の時にたぶん聞いたことあるあろう、
わらしべ長者の話からだと思います。
どんなお話しかというと、
今にも野垂れ死にそうな貧民が、
どうせ死ぬなら観音様の前で死のうということから話は始ります。
観音様の前で眠りについたとたん、観音様が貧民を起こし、
「この寺を出て右手に握ったモノを大切にして、西の方角へすすみなさい」
というお告げを言います。
男が最初に右手に握ったモノが”わら”
そのわらを他人の幸せのために与えると、お礼にとモノをもらいます。
また、お礼にもらったモノを他人の幸せのために与える。
すると、代わりにお礼にとモノをもらう。
これを繰り返したことで、最終的に一国の長にまでになるという成功ストーリーです。
ここでの教訓は、
「自分の利益を考えず、まず相手の喜ぶことに与えよ!」
ということでした。
交換もなるべく、相手が交換物を欲しい!という合意のもとに行うことを心がけていました。
また、物々交換の時のみならず、
「まず相手の喜ぶことに与えよ!」は日常生活のほんのささいなことから大きいことまで、
すべてに意識をおきました。
例えば、
紹介してほしい人を募集していたら、ぼくのできる範囲で紹介したり、
○○のお菓子が好きなんだよね~とさりげなく言っていた言葉をキャッチしては、
次、その人に会う時に差し入れでもっていったりとか。
すごかったのが、
カンボジアに6日間無料で行けるツアーをいただけたことでした。
これも「相手の喜ぶことへ」とぼくの弟の誕生日プレゼントとしました。
このGive&Giveを実践したことの気づきは、
1.与えれば与えるほど、大きなものを得て、さらに大きなことを与えることができる。
2.与えるからこそ、大きなチャンスを遠慮せずに受け取れるようになった。